海外ひとり歩きの街角写真集

50代後半(女性)から始めたひとり旅で、思いつくままに撮ったものばかりですが、見ていただけると嬉しいです。

フィレンツェ(イタリア) 2023年3月

コロナ元年(2020年)3月に行く予定にしていたイタリアとマルタに行くことにしました。

3年の間に、私もすっかり60台の半ばになってしまい、行くまでは色々不安がありました。

向こうでコロナに感染したらどうしようという不安よりも、コロナの発祥がアジアだったことで、アジア人への嫌がらせを受けたりしないだろうか? 

海外一人旅の緊張感、警戒感といった感覚をすぐに思い出してやっていけるだろうか?体力が持つだろうか?など、この年齢で3年のブランクは大きかったです。

フランクフルト空港でフィレンツェ行きの便を待つ間に朝日が昇ってきました。

フィレンツェ空港に到着して、「やっと海外に来れた!」と喜んだのもつかの間。
フィレンツェの空港係員に呼び止められ、国籍、年齢、仕事を聞かれ、さらに別室に。
一人旅をするようになった2016年以来初めてのことで、私自身びっくりです。
機内持ち込み用のキャリーバックしか持っていないので余計に不審がられたのでしょうか。バックの中身を全て見た後も、バックの外面を握りこぶしで叩き、何も無いことがわかるとやっと解放してくれました。 出端をくじかれるといった感じで気分は一転!「何故?何を疑われたの?」とわからないまま。 とりあえず市内に行くためにトラムのチケットを自販機で買ってフィレンツェ鉄道駅まで行き、ホテルにチェックインしました。

花の聖母教会ドゥオーモ! 39年ぶりの再会です!

アルノ川は濁っていますが、それでも川辺を散歩するのは気持ち良いです。

橋を渡って、サント・スピリト教会へ

サント・スピリト教会前の広場の様子。

カフェでカフェオレとキッシュ

ウロウロ歩いているといつの間にか、サンタ・クローチェ教会の前に来ていました。

 

いつも思いますが、外国人って本当に日なたが好きですね。

 

今回のホテルは駅に近いところです。窓を開けると素晴らしい景色! ダ・ビンチの生まれた村もここから見える山の方かなと思いながら見ていました。

ホテルの朝食。甘いパンやドーナツですが、沢山歩くので、まあいいか!って思いながらしっかり食べます。

 

ドゥオモに続く道路では、朝早くから屋台の準備で忙しそうです。

朝早く来たかったのはここ、サン・マルコ美術館にある、フラアンジェリコの受胎告知がみたかったからです。人が少ない静かな時に来て良かったです。


橋を渡って、ミケランジェロ広場へ向かいます。


途中どこかで道を間違えたようで、サン・ミニアート・アル・モンテ教会まで登ってきてしまいました。

フィレンツェが一望できます。

ミケランジェロ広場まで降りて来ると、ドゥオモがぐっと近くに感じます。

 

広場の下を覗くと、桜の花と鳥がさえずる声が。勇気を出してここまで来て良かった!とつぶやいたような気がします。




下って橋を渡り、サンタン・ブロージオ市場まで来てみました。



大好きなカシミヤのカーディガン!安いし一枚買いたかったのですが、キャリーバックに入らないので残念しました。

中央市場のレストラン街がある2階で念願の黒トリフのスパゲッティ!真剣に作ってくれています!楽しみ!

こういうものなのかどうかわかりません。味も匂いも特別無いです。これで23ユーロ。レートが高いので、より高く感じてしまいます。

今回は交換する必要なかったので、利用しませんでしたが、場所によってレートはかなり違っていました。

お店のディスプレイは綺麗で見ているだけでも楽しくなります。

住宅街を散歩していると、子供達が遊ぶ公園が。今日は土曜日だと思い出しました。







ローマ行きの列車を待つ間に、駅の書店へ入ってみると、Mr.Murakamiの文字が目に止まりました。

3泊のフィレンツェの旅を終え、この列車に乗って、ローマへ向かいます。