海外ひとり歩きの街角写真集

50代後半(女性)から始めたひとり旅で、思いつくままに撮ったものばかりですが、見ていただけると嬉しいです。

メキシコシティ (メキシコ) 2024年1月


まだ行ってない、行きたかった町、メキシコシティに行きました。

空港から地下鉄を乗り継いでソカロ駅で地上に出ると、この広場があります。

首都メキシコシティのソカロ広場。テレビでは見ていたこの大きなメキシコの国旗!近くで見るとやっぱり大きい!

 

朝早い時間帯にこうしてお掃除されているので、どこもきれいです。

メトロポリタン大聖堂の後ろ辺りにあるテンプロマヨール(アステカ遺跡)

ソカロ広場からフランシスコマデロ通りをアラメダ・セントラル公園(ベジャス・アルテス宮殿)の方へ歩き出すと直ぐにラテンアメリカンタワーが見えました。あの上には展望台があるので登ってみようと思ってます。

こんなおしゃれなカフェもあります。

町なかにもありますが、空港のほうがお店も沢山ありました。私も空港でUS$からメキシコペソへ両替しました。

ベジャス・アルテス宮殿まで来ました。この右手奥側にある郵便局の建物が美しいらしいので、行ってみます。


郵便局の外観はこんな感じ

正面玄関の入り口

天井がとても美しい!


広いアラメダ・セントラル公園を右手に見ながら歩き続けるとこんな楽しい建物がある交差点に出ました。

奥に見える革命記念塔へ行きたかったのですが、今日は何かあるのでしょうか?大勢の警察官がいて、近づけませんでした。


今日はまた地下鉄を乗り継いで、国立人類学博物館へ行きます。昨日、メキシコシティ空港の地下鉄乗り場の窓口で、この乗車カード(10ペソ)と地下鉄8回分(5ペソx8)をチャージしたのを買いました。改札口でsuicaのようにタッチするだけで乗れるので楽ちんです。地下鉄はどこへ行こうと改札を出るまでは、一回5ペソです。

大きな駅ではホームに警察官がいます。どこへ行くにも何度か乗り換えが必要ですので、乗りたい線の終点駅名を確認しながら移動するのですが、この乗り換えの距離がとても長かったり階段が多かったりするので思ったより時間がかかります。 乗車中は、停車駅の案内は無いので、何番目の駅で降りるのかとか気をつけていないといけないし、直ぐにドアが閉まってしまうので、混んでいるときは一つ手前の駅でドアの近くに移動しておいたほうが無難です。でも一度乗れば慣れるし便利です。




そうしてメキシコ国立人類学博物館へやってきました。

上の「太陽の石」の説明案内です。

歴史の教科書で見たことがあるような?

博物館の中はとにかく広くて展示品も多いので見応えがあります。ちょっと息抜きにと裏庭に出るとこんな遊歩道とベンチがあるのでホッとできます。

午後はまた地下鉄を乗り継いで黒いマリア様のグアダルーペ寺院に行きました。La Villa/Basillica駅を上がって大通りに出ると前方に寺院が見えました。

正面にあるのが旧聖堂で、左手側に見えるのが新聖堂です。

新聖堂の天井は蜂の巣をイメージした装飾になっています。

奥へ入っていくと、15m程の動く歩道がありました.。混雑せずにマリア様を近くで見ることができるようにしてあるようです。

大勢の人が階段を登っていくので私も行ってみることに。

更に古そうな教会がありました。そしてそこからの素晴らしい景色!

暑いけど登ってきて良かった!


日を改めて革命記念塔へ来てみました

この日は日曜日。小雨がやむ頃には、周りの広場は家族連れなどの人たちで一杯になりました。

アラメダ・セントラル公園のあちこちで楽しい音楽とダンスを楽しむ人たち。パナマ帽にスーツ姿の老紳士がかっこいいです。キューバの通りでも見たことを思い出しました。生きていることを心から楽しんでいるって、きっとこういうことなんだろうなと感じる時間でした。

広い公園にどんどん人が集まって来ます。

この公園の近くにあるラテンアメリカンタワーに登ってきました。エレベーターで37階まで行くことができます。

乾期なのでもっと遠くまで見えるかなと期待していたのですが、雲が多いです。

小さいカフェがあります。狭いので空いている席があるとラッキー!

夕陽のメキシコシティ

さっきまでいたアラメダ・セントラル公園とベジャス・アルテス宮殿

さっきまでいたタワー。 ソカロ駅まで歩いて、地下鉄で空港へ行きます。ありがとう!メヒコ!地下鉄に乗っているときも、ちょっと地図を見ているときも、直ぐに声をかけて教えてくれたり、毎日さりげない親切がありがたくて、私も毎日ニコニコしていた気がします。やっぱり来て良かった。

ソカロ広場にあるメトロポリタン大聖堂のライトアップ。上弦の月とのコラボです。

横の国立宮殿もライトアップがきれい。

ちなみに空港から地下鉄に乗る場合は、税関検査を終えて入国したところの、この通りを行って、1番出口で外にでます。この通りには両替店やコンビニも沢山あります。

外に出て左に行き、少し歩くと左に曲がった所に地下鉄への降り口が見えます。改札手前に切符の自販機と有人の窓口があるのでそこで買うカードにチャージしてもらえます。地下鉄の路線図は日本でコピーして持参したのが役立ちました。

空港にある書店をガラス越しに何気なく見ていると可愛い絵が目に入り、タイトルは「彼女と彼女の猫」へえー、え?shinkai makoto すごい!日本人の書籍が外国で売られているのを見たのは昨年フィレンツェ駅の本屋さんで見たmurakami haruki 以来です。

その近くの広場ではメキシコの80年の歴史写真展をしていたので見ていると、上皇陛下が皇太子時代に訪問されたときの写真がありました。なんかうれしい。

私がチェックインする場所がこの掲示板でやっとわかってホッとしました。方向としては、地下鉄乗り場と正反対の方側になります。

この通りの端の方にコインロッカーがありました。なんだ!あったのね。

その後、チェックインと手荷物検査も通過して後は搭乗のみ!と搭乗口に行くと、簡易テーブルが設置されていて、男女の警察が10名以上。再度手荷物を細かくチェックしたあと、ボディチェックもです。こんなことは今までで初めての事でびっくりしました。何があったのでしょうか。 上の写真は日本着陸前の朝日です。なんてきれいなんでしょう!

このほか、民芸品店が200店以上あるというシウダデラ市場も良かったです。陶器、銀製品、銅製品や織物などきれいな民芸品のお店が並んでいましたが、写真禁止の店が多かったので撮れなかったのが残念です。

 

カーディフ・ エジンバラ ・ロンドン ( イギリス ) 2023年10月


コロナ渦中、また海外に行けるようになったら、もう一度町を歩きたいと思っていた、カーディフエジンバラに行きました。

ロンドンへなら日本からの直行便があるので、今回は楽ちんな直行便にしました。

 

グリーンランドの上空辺りです。寒そう~。

 

ヒースロー空港に到着したあとは、パディントン駅を経由してカーディフ中央駅までの列車のチケットを日本で購入していました。

飛行機の到着が遅れたことを想定して、時間に余裕を持って列車のチケットを買っていたのですが、逆に一時間も早く到着しました。

カーディフまでは2時間半ほどで到着です。 パディントン駅を出発するときは、通勤帰宅サラリーマンの人で満席でしたが、3つ目の駅を過ぎた頃にはガラガラの状態でした。

パディントン駅を出てすぐに陽は落ちたので、車窓の風景が楽しめずちょっと残念でした。

 

 

カーディフの住宅街にある公園。7年ぶりに散歩できて嬉しい。

公園のベンチに座っていると、目の前に大きな尻尾のリス2匹がやってきました。NYの住宅街でもリスが木登りをしているのを見たけれど、こういう風景が普通なんですね~。

costaのお店でチーズとハムのトーストサンドとコーヒー これだけなのに1800円!1ポンド185~190円なので仕方ないけど。

カーディフ城の外側

エジンバラに向かうべく、カーディフ空港へやってきました。この時はまだ、これから続く長い1日のことなんて知るよしもありませんでした。

カーディフ空港からエジンバラへはローガンエアーの1日1便のみです。手荷物検査を終えて掲示板を見ると私が乗る便は遅れているとの表示。しばらくして、周りの数人が一斉に立ち上がったので搭乗口が決まったのかと掲示板を見てびっくり!キャンセルの文字が!頭の中はパニックです!
係員の女性の周りに数人が集まっているので急いで私も駆け寄りました。何を言っているのかほとんどわからないけれど、今日の便は欠航で、明日の同じ時間の便に乗ることになったようで、今日は近くのホテルに泊まるとのことでした。でも、ここにいる約30人全員の目的はエジンバラに行くことなので、この人達に付いて行けば良いんだということだけは確実。
やがて大きなバスが来たので、全員乗り込みました。しかしこのバス、近くのホテルを通り過ぎて東に走り出すとそのまま高速道路に入り更に東へいくではありませんか! 
どうやら、ホテルに泊まらずに別の方法に変えたようで、ブリストルの空港へ移動し、ライアンエアでエジンバラに行くということでした。そういえばカーディフで全員バスに乗り込んだ時に係員が何か早口で言ったのですが、ブリストルとライアンという言葉以外何も聞き取れなかったのです。そういうことだったのかー。と言う感じです。 その飛行機も搭乗が40分ほど遅れたので、エジンバラ空港に到着してからトラムに乗り込み、ホテルにチェックインできたのは24時頃でした。長い1日だったけど今日中に着いたのでとりあえず良かったです。 よく知っているエジンバラだったので、到着が深夜でもトラムの駅から歩いてホテルに行くのも心配は全くなかったです。今となっては良い経験になりました。

大好きだったこの公園。歩きたかった。

この公園から見上げると、エジンバラ城は随分高いところにあるように見えます。

明日はあのホリルード公園の丘に行く予定です

 

一人だったら道に迷うかなと思っていましたが、大勢の人が登っていくので大丈夫でした。

 

ちょっと頑張って登ると、ホリルード宮殿も真下に見えてきます。

 

エジンバラの街が一望できます

崖のふちから下を覗くとすごい絶壁です

 

丘から降りてくるとお昼の時間だったので、ロイヤルマイル通りにあるお店で、フィッシュ&チップスとビールのランチ

ロイヤルマイル通りはやっぱりいつも賑やか

 

西日のセントジャイルズ大聖堂

 

青空の中ではためくスコットランドの旗

カールトンヒルにやってきました

ここからもエジンバラの街がよく見えます。

昨日登ったホリルード公園の丘がよく見えます

カールトンヒルへは、日を変えて2度来てみたのですが、お天気が良いとやっぱり気持ち良いです

ヘイマーケットの方まで散歩していたら、パンが美味しそうなお店があったので入ってみました。これはピスタチオのパイですが、ハチミツがたっぷりかかっていてすごく甘かったです

 

とうとうエジンバラを出る日が来てしまいました。このウエイバリー駅からロンドンに向かいます。もう来ることは無いだろうなあという気持ちで一枚取っておきました。

お天気が良かったので車窓の風景も嬉しいです

ベーリックアポンツイード駅付近。 このあと、遙か遠くにリンディスファーン城が見えました。この景色が見たくて進行方向の左側に席を取っていたのですが、お天気が良くてラッキーでした。

ロンドンのキングスクロス駅とユーストン駅の間にある、大英図書館に行ってみました



この日は日曜日でした。この付近には学習机が沢山置いてあり、ほぼ満席状態でした。

 

正面玄関を入って左側にはこのお土産コーナーがあります。

ここへ来た一番の目的は世界の3カ所にあるマグナカルタ大憲章を見たかったからでしたが、事前の検索が足りなかったようで、見ることができませんでした。7年前にソールズベリーの教会で見たときはちょっと感動でした。



今までも何度か利用したキングスクロス駅。この駅は掲示案内版も見やすく、広くてきれいなトイレも1階と2階にあります。

2階にあるwasabiというお店のチキンカレー丼は私の好きな味のカレーです。7年ぶりに食べましたが、やっぱり美味しくて完食しました。

 

キングスクロスの地下鉄駅からピカデリー線でヒースローT3へ行きます



クレジットカードのタッチ決済の便利さに気がついたのは、今年イタリアに行ったときでした。5月のスペインでもチップ用のコインは持っていますが、それ以外の少額の支払いは全てタッチ決済でした。(ホテル代の支払い等は今まで通り4桁を入力します)
今回も一応ポンド紙幣を持ってきていたのですが必要なかったです。カーディフの市場の中のパン店でスコーンを買ったときにだけコインで支払いましたが、路線バスも切符を買わなくてもタッチ決済で乗れました。このロンドンの地下鉄もタッチ決済機能が付いているクレジットカードかデビットカードであればそのまま改札口でタッチするだけで扉が開くので本当に便利でした。

 

ヒースロー空港に戻ってきました。

ふと見ると、クェートの飛行機!たぶん見たのは初めてかも!

2023年の一人旅はこれで終了です。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

アビラ & マドリッド(スペイン)2023年5月

日本に帰るためにマドリッドに戻ってきました。

今日は日帰りでアビラに行きます。

以前はチャマルティン駅から出ていたのが、プリンシペピオ駅からの発車になっているので、そこまで地下鉄で行き、列車に乗り換えて、行きは1時間半、帰りは各駅停車だったのでプリンシペピオ駅に到着まで2時間ほどかかりました。

駅にカフェはありませんが、売店とトイレと20席ほどの椅子があります。

この門をくぐって旧市街の中へ。

今までずっと良い天気に恵まれていたのですが、昨夜からマドリッドは大粒の雨と雷が夜中まで続いていて、今朝もマドリッドからここアビラまでずっと雨模様です。

これは城壁の上からの外の景色です。

城壁の上の北側の部分はこうして歩けるようになっています。

雨で石の道もツルツルに滑りやすくなっているので、階段は特に注意して降りました。

城壁の外側です。お天気が良ければ芝生の緑も綺麗に撮れるのですが。

11世紀にイスラム教徒からの攻撃に備えて防備のために9年の歳月をかけて築いた城壁が、ほとんど完全な状態で残っているなんて!

何年も前にガイドブックでここの写真を見た時以来、ここに来てこの大きさを体感したかったのです。

 

城壁の外側にあるクアトロ・ポステスという展望台から、この城壁が一望できるらしいので、この道を通って行ってみました。

暗くて見えずらいですが、旧市街をぐるっと城壁が取り囲んでいるのがわかりました。

 

 

旧市街まで戻ってくると、また更に大粒の雨。

でも来られて良かった。

2017年と19年、そして今回の旅で、スペインの行きたかったところは全て行くことができました。

 

 

そして、スペイン最終日の今日は、チャマルティンからカスティージャ通りをアト-チャ駅まで歩いてみることにしました。

 

ちょっと遠いけど、とにかく行けるとこまで行ってみます。

歩道も広いので歩いていても気持ちいいです。

 

 

レアル・マドリッドの本拠地、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム!

改装中のようです。

でもこういう場所を見るだけでも元気をもらった気持ちになります。

 

 

ホンダのアフリカツイン。スペインでも人気のようで、3日ほどの間に4台程見ました。

 

 

コロンブスの像がある、コロン広場。

 

 

アルカラ門を見たくて、寄り道してきたのですが、ここも改装中でした。残念。

 

 

プラド美術館の横を通って、アト-チャ駅に着きました! 

今まで何度か利用した懐かしい駅です。

もう来ることは無いだろうなと思いながら一枚写真を撮っておきました。

 

 

チャマルティン駅に戻り、ふと見上げると屋上へ行けるようだったので上ってみると、可愛いキッチンカー。

 

揚げたてのフライドポテトもビールも美味しかった!

 

 

こうして、最後のスペインの旅が終了しました。

スペイン! 今までありがとう!!

ここからドバイを経由して成田に帰国しました。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

レオン(スペイン)2023年5月

サンティアゴ・デ・コンポステーラとレオンは地図で見ると近いのですが、列車で移動となると、なかなか適当なのが見つけられず、結局、マドリッドのチャマルティン駅まで行き、乗り換えてレオンに行くことにしました。

チャマルティンを出た列車は、セゴビアバリャドリッド、パレンシアと、どこも降りてみたくなる町ばかりの駅を停車しながら、夕方5時頃にレオン駅に到着しました。

 

 

鉄道駅の近くを流れるベルネスガ川に架かる橋を渡って町に入っていきます。

 

まだ明るかったので、チェックインをしてから大聖堂まで散歩に来て見ました。
ステンドグラスが素晴らしい教会だということなので、明日に中に入ってみようと思います。

翌日、まだ朝が早いので歩いている人も少ないです。

 

朝早い時間に来たので静かに過ごせました。

でも長くいると、薄いダウンジャケットを着ていても、体が冷えてきます。

裏庭に出ると暖かかったので、ホッとした気分に。

 

大聖堂裏手に残る城壁

 

川沿いを西に歩いてサンマルコ修道院の方へ

 

暑くはないけど、とにかく日差しが眩し過ぎます。

 

サンマルコ修道院はすごく大きくて綺麗。

今はパラドールホテルになっています。庭の木陰のベンチで一休み。

 

マヨール広場付近にある店のテラス席でランチしましたが、ちょっと失敗。

でもビールが美味しかった!

 

 

カサ・デ・ロス・ボティーネス 

ガウディが設計した建物で、現在は銀行が使っているようです。

 

サンティアゴ巡礼路の要所だった古都らしく、道路にも道しるべがありました。

 

 

店先の花自転車のディスプレイがおしゃれで可愛い!

 

 

こちらも楽しい!

 

 

歩いていると、グラノ広場に来たようです。

正式にはサンタ・マリア・デル・カミ-ノ広場と言うようです。

後ろには同名の古い教会がありました。

小雨も降ってきて、より落ち着いた雰囲気になりました。

 

 

花屋さんの前を歩いていると、「JAPONICA」の文字が!

ツツジの花の色が日本らしくて、とっても綺麗でした。

 

今も残っている城壁

 

 

サンフランシスコ庭園というところまで来たようです。

ここからベスネスガ川のほうへ歩きました。

 

川に沿って広がる公園に近づくと、何やらテントが沢山出ていて楽しそう!

腕いっぱいに野菜を抱えた女性達がレジに並んでいたり、他にも洋服、日用品、雑貨などのテントが駅近くの橋のところまで続いていました。

私も沢山トマトが食べたかったので、大きいのを3個買いました。

このトマトも美味しかったです。

こうしてレオンの滞在が終わり、列車でマドリッドのチャマルティンへ向かいました。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ ( スペイン ) 2023年5月

 

 

ア・コルーニャ駅から約30分でサンティアゴ・デ・コンポステーラ駅に到着します。

バスでも移動できますが、私はバスや車に酔いやすいので、なるべく列車にしています。チケットは、イタリアの時と同じ、omioというサイトから購入しておきました。

 

鉄道駅

駅を出ると目の前にあるこの階段を上がって、まっすぐに続く道を行くと旧市街に続いています。

ホテルに鞄を預けて、旧市街を歩いて、カテドラルを目指しました。          
これが!サンティアゴ・デ・コンポステーラのカテドラル! オブラドイロ広場です。

ここまで巡礼の道を歩いて来た人達が、抱き合ったり、写真を撮ったり。


ここはカテドラルの裏手にあるキンターナ広場。カテドラルの中にはここから入りました。
この日は日曜日で、何かイベントをしているようでした。

あの有名な大香炉ボタフメイロがありました。運が良ければ見ることができるそうです。

ボタフメイロを吊り下げているロープ

天井でしっかりと固定されています


地下礼拝堂にある聖ヤコブの棺

黒いマリア様もいらっしゃいました。


オブラドイロ広場から、市内を回る観光列車バスが出ていたので、乗ってみることにしました。一人 6ユーロでした。

 

町中を走っていると目立つので、大人の人でも手を振ってくれたりして楽しい!

私がスペインを好きなのは、このラテン系の明るさ?なんだろうなと思ったりします。

 

 

ホテルの朝食。一人なので、なるべく混雑する前の早い時間に行くようにしています。

しっかりいただいて、今日もしっかり歩きます!

 

 

地元の人たちが利用される市場に来てみました。

とても古い建物のようです。隣にある教会の中は地元の人たちでいっぱいでした。

その市場で売っていたプラムがとっても大きくて美味しそうだったので3個買いました。ホテルに帰って食べたのですが、すごくジューシーで甘くて、本当に美味しかった。こんな大きなプラム、日本では見たこと無いです。

 

 

巡礼をしてきた人たちはみんな、この通りを歩いて「巡礼の門」をくぐって、旧市街に入っていくようです。 みんな疲れているだろうに、歩く速度がすごく速いのです。

この巡礼の道があることを初めてしった時は、私も歩きたいと思ったのですが、今はもうそんな気持ちにはなれません。

 

 

市民の憩いの場とされているアラメダ公園に来てみました。凜とした姿のカテドラルが見えます。

 

公園は広くてバラの花も綺麗でした。

今まで見てきたスペイン中南部とは違い、緑が多いので、なんとなくホッとします。

 

昨日乗った観光列車バスで、この前を通ったことに気がつきました。

 

 

公園でふと時計を見ると11時半! 12時からのミサに行きたかったので、大急ぎでカテドラルに行って入ると、もうすでに席は後ろまで満席でした。

30分ほどのミサが続いたあと、何かが始まる気配!

しばらくすると、ボタフメイロが始まったのです!感激でした。

 

もしかしたら今日、ボタフメイロがあるのではないかと思って来たのですが、本当に見ることができて感激しました。

 

全てが終わって直ぐに出て行く人や、残った香りや漂うけむりを見つめてしばらく座っている人も沢山いました。

 

 

カテドラルの広場から見た旧市街の町並み

 

 ↑ カテドラルの前のオブラドイロ広場とバラドールホテルの間の坂道を下って左側(市役所の裏手)にキレイなトイレがあります。

 

 

カテドラルの正面玄関側は、午後から陽が当たるので、とても綺麗に見ることができます。午前と午後とでは随分印象が変わります。

 

広場の直ぐ横にあるパラドールホテル。の前に停まっているのは郵便の車です。

郵便ポストもこの同じ黄色をしています。

(2017年10月のサラマンカ編のブログを参照していただければ嬉しいです)

 

こうして、サンティアゴ・デ・コンポステーラでの3泊の旅を終えて、次の目的地 レオンに向う為に列車に乗りました。

 

アコルーニャサンティアゴ・デ・コンポステーラはガリシア地方と呼ばれているところで、緑も豊かな景色だったのですが、30分ほどするとスペインらしい大地が広がる景色に一変しました。

ア・コルーニャ (スペイン) 2023年5月

3年ぶりの旅行から帰国してまだ疲れも取れないうちだったのに、行きたいところには、早く行っておきたい!という気持ちに押され、気がつくとスペイン行きのチケットを買っていました。 

6月から9月までのヨーロッパはとても暑いしバカンスで混雑するので、5月に行くことにしました。

ずっと行きたいと思っていた、ア・コルーニャサンティアゴ・デ・コンポステーラ → レオン → アビラ のルートです。

今回はドバイ経由でマドリッドアコルーニャ行きの便が当初予定していたより2時間も遅い出発になってしまったので、結局マドリッド空港で6時間も待つことに。
ラコルーニャ空港には21時過ぎに到着したので、タクシーでホテルまで行きました。
「ああ!やっと着いた!!」 翌朝、部屋から見えた大西洋に感動です。

朝、オルサン海岸沿いの道をヘラクレスの塔を目指して歩きました。

日差しはきついですが、風は少し冷たいので、薄いダウンジャケットを羽織りながら歩くのがとても気持ちいいです。右手にヘラクレスの塔が見えてきました!

道ばたのアザミの花がきれい。ヘラクレスの塔に近づくにつれ、わくわく感が高まります。

手前左にあるチケット売り場で入場券を買っておかないと、中には入れません。

塔の上までは階段を登って上がります。1世紀にローマ人によって建てられた灯台。何度か改修しながら今も灯台として使われています。昨夜も灯台の灯がホテルの部屋の中から見えていました。

大西洋の風がすごく強いです。 1588年には無敵艦隊の出港地ともなっていたそうです。

ホテルから歩いてきた通りが見えます。

塔から降りた後は、前方に見える方に歩いて行こうと思いました。

 

 

 

風が強い! でもお天気が良くて嬉しいです。

30年ほど前に立てられたモニュメントらしいです。

気持ちいい海岸を歩いて少し町の中に入ってきました。沢山歩いたのでちょっとおやつです。

私が食べたのはアップルパイ!美味しかったです。

オルサン海岸と反対側のマリーナ大通り

 

ヨットも沢山

ここはガラスの街と呼ばれている通り、すごく綺麗です。

一階がレストランになっているようで、魚介類の美味しそうな匂いが全体に漂っています。

明後日にはここからバスで鉄道駅に行くので、バス停の確認にきました。

ピカソも10歳から15歳頃までこの町に住んでいたらしいです。

ピカソが好きだった鳩

今日は、またマリーナ大通りを歩いて、サン・アントン城を目指します。

サン・アントン城の中からの景色。 土曜日は入場料が無料でした。

少し朝早く来たので、静かにゆっくり過ごせました。

 

 旧市街の中心にある マリア・ピタ広場。

 

巡礼の地への道案内。この町へきて初めて見ました。

風は冷たいのでダウンジャケットを羽織っている人が多いのに、こうして水着姿で寝ている人もいるのでびっくりします。

アコルーニャの鉄道駅方面へ行くバスを待っていると、一旦通り過ぎた人がわざわざ戻ってきて、日曜日はこの場所にはバスは停まらないと教えに来てくれたのです。足が少し不自由な感じだったのに、正しいバス停まで連れて行ってくれて、停まっているバスの運転手に確認までしてくれたのです。本当に本当にありがとうございました。

アコルーニャ駅から約30分でサンティアゴ・デ・コンポステーラ駅に到着します。

 

移動日は何故かお腹が空くのが早いです。出発までまだ時間があったので、駅のカフェでちょっとブレイクしました。

 

スリーマ・バレッタ(マルタ共和国) 2023年3月

マルタにお昼前に到着する便が欠航になり、夜10時40分着の便に変更になってしまいました。 なんでその日に限って! 

マルタの滞在がほぼ1日少なくなるので、日程をずらそうかとも考えましたが、そのまま行くことにしました。

お昼ならマルタ空港からバスでスリーマまで行く事にしていたのですが、遅い時間はバスも無さそうでした。

遅い時間に一人でタクシーに乗るのはイヤなのですが、マルタのタクシーは空港のカウンターでタクシー代を払う仕組みになっているようなので、治安のことは心配しませんでした。

でも!運転がすごく荒っぽいんです。

コーナリングもすごいスピードで曲がって行きます。 運転手にすれば、早く空港に戻りたい気持ちもわかりますが、とにかくこの運転が怖かったです。

グッドモーニング!! 
昨夜ホテルに到着してから、この朝の景色を見るのが楽しみで楽しみで!! 朝が来ることがこんなに楽しみな気持ちになったのなんて、今までに無かったような気がします。

このホテルがあるのがスリーマという場所です。
ここから湾をはさんで右手に見えるのが、首都のバレッタです。

部屋のベランダから海岸沿いを散歩したりジョギングしている人を見て、早く私も下に降りて歩きたい!と大急ぎで出かけました。 海岸にはいろんなクルーズ船があるようでした。

とにかくこの青い海と青い空が素晴らしい!

明日はこの赤いフェリーに乗って、バレッタのホテルに移動します。

フェリーは30分おきに出るようです。

風は少し冷たいですが、日差しはとてもまぶしくて快晴です。

スリーマのこのホテルのベランダから夕日が見られるのは今日だけなので、早く部屋に戻ってきました。

ほぼ満月の夜景。なんどもなんどもベランダに出て見ていました。

名残惜しいホテルをチェックアウトして、バレッタに向かいます。

泊まっていたホテルが遠のき、あっという間にバレッタに到着しました。

ヨハネ大聖堂の中です。

2階に上がってみると、また素晴らしい!

外からのイメージとは想像できない豪華な教会です。

海岸から一歩中に入ると、坂、坂、坂です。

 



機内持ち込み用のキャリーバック一つなので、なんとかホテルまで行けました。

メイン道路に出ると、お店も沢山あって賑やかです。

高い城壁に囲まれています。

 

陸路で来ると、このあたりが旧市街の入り口になります。

この噴水の周りに各方面へのバス乗り場があります。

バレッタから空港までのバスの乗り場を確認しに来ると、時刻表もあったので安心です。

アッパーガーデンとローワーガーデンを散歩しました。

この島にも長い深い歴史があったようです。



 

散歩していると海岸に降りて行けそうなところがありました。

地中海の海水に触れたのは、たぶんスペインのマラガ以来です。6年前です。

このハチミツ色の建物とベランダのグリーンが何ともいい感じ。

町中にあったフードコートでのランチ。 

コロナで3年のブランクの後、初めての海外でしたが、
フィレンツェ、ローマとマルタの旅を無事終え、フランクフルトを経由して日本に戻ってまいりました。機内から見えた夕陽と富士山の綺麗なこと! 
羽田空港で、事前に登録していたVisit Japan Web(検疫)の画面を提示し、次に税関審査のコードをかざして、無事に帰国完了しました。